認定NPO法人翼学園 認定NPO法人 翼学園

089-971-5706
キミの明日がここから羽ばたく
翼学園は、今の学校が合わないと感じる人のための「もう一つの学校」のようなところです。

翼学園の教育理念は「人を信じ、人を大切にする心を育む」ことです。

本人の希望に応じて、学校に復帰する子のためには 教科学習・スポーツ等を指導し、働いて自立を目指す子には、希望と適性を詳しく検査して、希望の職業に従事するまでの勉強やスキルアップを行い、就職採用までを導きます。

これまで、750人以上のたくさんの子ども達が、念願の学校や社会復帰を果たして現在も元気に活躍中です。

団体概要

名称
認定NPO法人 翼学園
代表者
大野 まつみ
事務所
〒790-0047
愛媛県松山市余戸南3丁目3-39

活動の経緯

活動の経緯

翼学園は、最初は翼文庫という、無料の家庭文庫でした。
1980年から90年代は、子どもの荒廃化が顕著になり始めた時期です。
ちょうどそのさなか、1985年に翼文庫は誕生しました。
開設当初、翼文庫に来る子どもは淋しいカギっ子や一人っ子、家に帰ると毎日塾や勉強に追い立てられている子ども達でした。
私は、そんな子ども達を膝に抱っこして絵本を読んで聞かせたり、一緒におやつを食べたり、宿題をしたりしていました。

そうするうちに、次第に文庫の利用者が増えてきました。そしていつしか、子どもやお母さんの相談に乗ったり、隠れ家になったり。
カギっ子が我が家で夕飯を食べていくこともありました。
心の悩みを抱えている子どもや、淋しい子ども達が一人でもたくさん来て欲しいという思いから、毎日朝から夕方まで、自宅の2階を全開放し、放課後は子どもの集まる学童保育のような状態が1年ほど続きました。
私はずっと、そんな子ども達と一緒に過ごしました。

いつしか、地域の方々の心の依りどころとなっていることに気づきました。
中でも、いじめの相談にのることが次第に増えてきて、内容も深刻なケースがたくさんありました。
そのうち、心の悩みを相談に来る人が次第に増えてきて、翌年1986年には、利用者の方々に強く要請されて、子どもが時間を決めて毎日通ってくる場所を作りました。
それが、「翼教室」です。

大人の方々は、子どもとは別の時間に相談に来られるようになりました。この頃はすべて、1対1の個人的な相談でした。
相談に来るお母さんたちはみんな孤独で、誰もが「我が子の悩みは特別」と信じ込んでいらっしゃいました。
それが今日ある、「つばさの会」(親達の会)を作ろうと思うきっかけになりました。

こうしていつの間にか、必然的に生まれた「翼教室」と「つばさの会」です。
多くの方からご支援ご協力をいただき、2016年4月に法人格を取得し、「特定非営利活動法人えひめ心のつばさ」となりました。
そして、2018年10月には「翼教室」から「翼学園」に、2019年1月「特定非営利活動法人えひめ心のつばさ」は「NPO法人翼学園」と名称を変更し、現在では「認定NPO法人 翼学園」として活動を続けています。

子ども達は翼学園に毎日通い、傷ついた心のケアを受けながら、遅れた教科学習の個別指導を受けたり、その他、スポーツや戸外集団活動、コミュニケーションスキルアップの指導などを受けて、徐々に自信をつけていきます。

長年経った今も、私の中では何一つ変わらない、大切な場所です。

受賞歴

2020年 愛媛県政発足記念日 知事表彰(大野まつみ)
2020年 南海放送賞
2019年 第12回未来を強くする子育てプロジェクト「スミセイ未来賞」
(住友生命保険相互会社)
2019年 第9回地域再生大賞奨励賞

アクセス

愛媛県松山市余戸南3丁目3-39

keyboard_arrow_up